ストッキングが身体に与える影響

きつく締めすぎることで起こる「知覚異常性大腿神経痛」

ベルトやガードルをきつく締めすぎたり、太りすぎたりすることが原因で「知覚異常性大腿神経痛」が起こることが多い。
アメリカ神経科学会(American Academy of Neurology)のジョン・イングランド博士は「知覚異常性大腿神経痛とは、神経が圧迫されていると感じるだけで起こる症状で、大腿骨部を締め付けることで神経が圧迫を感じる」と指摘しています。

細身で美しいシルエットを叶えてくれるスキニージーンズも毎日愛用して、健康を害する危険性があるため、はきすぎには注意したほうが良いと医師らが警告しています。
海外のインターネットサイト「MILLION LOOKS.com」によると、スキニージーンズは「知覚異常性大腿神経痛」を引き起こす原因になるそうです。タイトなジーンズは大腿骨を締め付けて皮膚を圧迫してしまうため、太ももの内側の広い範囲にしびれや痛みなどの症状が発生するのだとか。治療方法としては局所麻酔薬やステロイド注射がありますが、改善しない場合は神経剥離術をおこなうことも。この症状にかかったある女性は、「とても奇妙な感覚だった。自分の足が眠ってしまったかのようだった」と話しています。

ストッキングは、なぜ身体に悪いのでしょうか?
身体には、発汗のメカニズム「半側性発汗」があります。
背骨を中心にして圧が加わった反対側に汗をかく習性です。
例えば、右の腹を圧迫させると、左の腹が汗をかきます。お腹の前を圧迫すると背中が汗をかきます。
しかし、パンツやストッキング、ガードルでぐるりと体を締めてしまうと汗をかかなくなってしまいます。
汗をかくことで体温の上昇を防いでいるので、汗が出ないと血液が冷えません。
そして熱が体に蓄えられてしまいます。
そうすると脳充血を起こして日射病と同じ状態になる場合があります。
また、首筋から肩にかけてのコリや、背中などのコリの原因になったり、痛くなる場合もあります。

締め付けのある衣類をやめることで静脈瘤がほぼ無くなったという体験談もあります。

お客様からいただいた体験談

私は空気パンツから数ヶ月 最近気が付いたのが「加齢だ」と絶望していた足の静脈瘤がほぼなくなっていることにきがつきました。
運動もいていないし、生活も相変わらず不規則、ストレッチもマッサージもサプリもなんにも。ただ空気パンツに替えただけです。直接の影響かどうかは素人なのでわかりませんが、とりあえずご報告です!

愛知県 Kさん

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