あなたのパートナーが自分以外の人と肉体関係を持つとき嫉妬する？
私たちの慣れ親しんだ常識の中では
自分のパートナーが自分以外の人と肉体的関係を持ったとしたら
それはありえないことで、
許せないことで
嫉妬がおこるのが当然
嫉妬する感情こそ愛からくるものなのよ！
と思っていますが
明治に入ったころまでの
少し前の日本では
自宅に大切なお客さんが宿泊するとき
自分の妻や娘を
相手として差し出しているところがありました。
そんな時代には村全部で男女が肉体的関係を持っていたり（夜這い）
結婚している厄年を迎えた女性が厄落としのために
お寺で若い男性に性を教える役割を受け持ったりしていました。
女の子は１３歳になると親に連れられて地域の信頼している人のところに
性を教えてもらいに行ったのでした。
そしてそのあと、夜這いが潤滑に行われるために村の組織の中に入ります。
当時は当時に即した常識や習わしがありましたが
今とはまったく違います。
もし今の私たちがその時代にタイムスリップして、
「そんなのできません！」と言えば
間違いなく村八分です。
嫉妬という感情もこの時代はあったのでしょうか？
まったくなかったわけではないと思いますが、
世界中の愛にあふれていると言われている生活をしていて、
特定のパートナーに縛られていない関係の社会の中に暮らしている人たちの
感情は明らかに私たちとは違うと思うのです。
でなければ、成り立たないと思うからです。
常識ってなんなんでしょう？
肉体関係ってなんなんでしょう？
嫉妬って、愛からくるものなのでしょうか？
