地球交響曲〈ガイヤシンフォニー〉第7番
イヌゾリとカヌーだけで何度も死に直面しながら北極海横断を成し遂げた、高野孝子さんの言葉が印象的でした。
「受け入れる精神がパワーになる。」
ガイヤシンフォニー第7番
http://www.youtube.com/user/gaiasymphonyfilm#p/u/0/dF7YF8TiTvA
野孝子 Takako Takano
早稲田大政治学大学院卒、英字新聞記者を経て、ケンブリッジ大環境学修士、エジンバラ大教育学博士
アマゾン1,500キロカヌー下り、ベーリング海峡スキー横断など、数多くの冒険体験を持つ。
1995年、男3人、女2人の国際混成チームで、人力と犬ぞりに依る北極海横断の旅を日本女性として初めて成し遂げた。この旅の途上、何度も命の危機に遭遇しながら、1日に5分だけ地平線に現れる人工衛星を使って、世界中の子供達にパソコン通信で旅の様子を発信し続けた。この体験が、彼女に環境教育家として進むべき道を示した。女性の優しさと強さを兼ね備えた人である。
アラスカ・カナダの北極圏や南太平洋の小さな島に住む先住民の古老達と共に生活し、彼らの自然と共に生きる叡智を、現代の子供達の教育に生かす道を探り続けている。
最近では「大地とつながる」教育をめざして故郷新潟県南魚沼で、日本の伝統的自然農法に依る米づくりを子供達に体験させるプロジェクト「タッポ」などを始めている。
著書に「ホワイトアウトの世界で」「野外で変わる子どもたち」などがある。
地球交響曲「第四番」では、留学中のイギリスで、ジェームズ・ラブロック、ジェーン・グドールの撮影にも同行、サポートをしてくれた。