ゆるいゴムのゆるゆるパンツも体に負担がかかってます。
よくある質問に
「ゆるいゴムのゆるいパンツならいいですか?」
というのがあります。
「ゆるゆるパンツ」は、ピッチリと締め付けたパンツのようなストレスは感じませんが、
知覚なく、体に影響を与えてゆきます。
たとえば、あまりゴムで締め付けている感覚のない靴下でも、
長時間履いていると、足がむくんできます。
これはゴムが原因となっているからです。
昔は足にゲートルを巻いていました。
ゲートルを巻くと巻かないときより3倍以上も長く歩けたそうです。
足もむくみません。
ゲートルはゴムと違い、伸び縮みなく、呼吸や体の動きによって圧迫と弛緩を繰り返すので
足の血行が促進され、血液の循環がよくなります。
ヒモは、ゲートルや包帯と同じく指圧の効果があります。
しかしゴムはつねに圧迫をつづけるので、靴下のゴムと同じように「ゆるいゴムのパンツ」も
ストレスと感じなくても知らないうちに、自律神経がストレスを受けて
内臓にも影響を与えたり、免疫力の低下にも結びついてゆきます。
ゲートル(脚絆)
脚絆(きゃはん)とは、脛の部分に巻く布や革でできた被服。ゲートルともいう。
活動時や長期歩行時に、ズボンの裾が障害物にからまったりしないようズボンの裾を押さえ、脛を保護し、足のうっ血を防いで血流を良くする等の目的がある。日本では江戸時代からひろく使用され、終戦までは西洋式のゲートルが軍装の一部を構成した。現在でもズボンの裾を引っ掛けることに起因する事故を防ぐ目的で着用を義務付けている職場があり、作業服などを扱う店で販売されている。
ゲートル